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快眠生活のために
SASが招く合併症
SASはさまざまな危険性を含んでいます。
SASは、さまざまな生活習慣病を合併すると言われ、
SASでない方に比べて次のような危険性が報告されています。
●高血圧の危険性は2倍
●冠動脈疾患の危険性は3倍
●脳血管障害の危険性は4倍
●心筋梗塞の危険性は4倍
※CPAP療法は継続することが大切です!
CPAP療法とは
CPAP療法は、睡眠時無呼吸症候群の患者様に有効な療法のひとつで、現在では一般的に行われている療法なのです。
この治療法は何らかの原因で発生する気道閉塞に対して行う対症療法のひとつで、鼻マスクを利用して空気を送り込み、圧力をかけ、気道を閉じないようにするのです。
SASを改善させるだけでなく、SASが招く合併症を予防することができます。
※CPAP療法には月1度の外来受診が必要です。
CPAP療法が合わないと思っていませんか?
◆CPAP療法は根治療法ではありません。
CPAP療法は、毎日使用することによって作用を維持することができます。
SASはCPAP使用中のみ改善されていますが、使用しない時は元のSASの状態です。
もし、CPAP療法が合わないと思われているのでしたら、その原因を早めに取り除いて納得して使用し続けることが大切です。
『CPAP療法の特徴』
CPAP療法によって睡眠中に気道が閉じなくなるため、無呼吸や低呼吸による酸素不足が解消され、睡眠の質を向上させることができるのです。
また、睡眠時無呼吸低呼吸症候群がまねく高血圧症や狭心症、心筋梗塞といった循環器の病気など、合併症を予防することもできるのです。
CPAP療法を行っている患者さんの声
- 高血圧が改善した
- いびきが無くなった
- 夜間トイレの回数が減った
- かつて無い熟睡感が得られた
- 頭すっきり
- 会議中に眠ることがなくなった
マスクの装着について
◆マスクを正しく装着することは、
CPAP療法を継続する上でとても大切です。
マスクの装着は、とても大切なポイントです。
マスク表面が顔に均等にあたるようにし、呼吸をしてみて漏れない程度に軽く顔にフィットするくらいがいいのです。実際に寝る体勢になってからもう一度、位置を調節するのがコツです。
●マスク装着中、痛くなる部分(箇所)は無いですか?
マスクを強く締めすぎると、かえって睡眠中の漏れを増やすばかりか、痛みによって長時間の装着に耐えられなくなることも少なくありません。
CPAPの処方圧について
処方されている圧力はあなたの症状にあった圧力です。
しかし、症状や体重の変化によってCPAPの圧を変更しなくてはならない場合もあります。
もし、設定された圧で不快感などCPAP療法がつらくなった時は早めに医師に相談してください。
つらい状態のままがまんして使い続けることはよくありません。また、CPAP療法の作用に疑問を感じることがあれば早めに医師に相談しましょう。